テクニカルダイビングは危険なダイビングなのか?


スキューバダイビングは、文字通りスキューバと呼ばれる自給気式水中呼吸装置を身に付けて行う潜水のことを指しますが、一口にスキューバダイビングといっても大きく3種類に分けられます。私たち一般人が体験できるのはレクリエーションダイビングと呼ばれるもので、海や湖などでレジャーとして潜水することを指します。特別な訓練を受ければ水深40メートルまで潜れますが、通常は最高30メートルまでしか潜れません。また、営利目的での作業や調査のために行われるのがコマーシャルダイビングです。コマーシャルダイビングでは水深500m前後まで潜ることもあり、レクリエーションダイビングとは異なるスキルが求められます。

そして、3種類目の潜水スタイルがテクニカルダイビングです。テクニカルダイビングはレジャーを目的にはしていますが、一般的なレクリエーションダイビングの範囲を超えた領域で潜水が行われます。具体的には、混合ガスや減圧停止を用いて水深40メートル以上へと潜ったり、頭上が覆われた洞窟や沈没船の内部へと侵入したりする潜水スタイルのことを指します。
日本では馴染みが薄い潜水スタイルで、危険というイメージが先行しているのが現状ですが、そもそも潜水はどのような条件・環境で行ったとしても一定の危険が伴うものです。確かに、潜水深度や時間、環境などを制限することで最低限のスキルでも潜水できるレクリエーションダイビングよりも危険性は高いです。しかし、レクリエーションダイビングよりも高度な知識とスキルを身に付けた上で行われるダイビングなので、危険と決めつけるべきではないでしょう。

テクニカルダイビングは、誰でも気軽に始められるダイビングではなく知識やスキルを磨く必要がありますが、一般的なレクリエーションダイビングでは見ることができない光景を自分自身の目で見ることができるので、興味がある方はテクニカルダイバーを目指してみてはいかがでしょうか。

テクニカルダイビングは沖縄のワールドダイビング