普段とは違った潜り方をしたいならばテクニカルダイビング

ダイビングは、海の中で生きる生き物を観察したり、遠くまで広がる雄大な海中の景色を楽しむことができます。でも、何度も潜っているとそういった光景にも慣れてきて、ちょっと飽きてしまう人もいるでしょう。そういうときにはテクニカルダイビングの挑戦すれば、違った海の姿を見ることができます。テクニカルダイビングとは何かというと、混合ガスを用いることでこれまで以上に深いところまで潜ったり、洞窟など光が届かず視界が悪いところに入るなど危険度の高いダイビングです。潜る場所によって見えるものが違ってくるので、いつでも新鮮な感覚でいられます。

もちろん、初心者がいきなりテクニカルダイビングをやれるはずもなく、知識・技術・経験が十分なベテランだからこそ挑戦できることです。潜る前に徹底的に安全管理を行い、事前に計画をしっかりと立てる必要があります。

そんなテクニカルダイビングですが、体験したいならばダイビングスクールで講習があるので申し込みましょう。講習ならば、インストラクターが潜るコースを熟知しているのでリスクを減らせます。また、資格を保有しており体力等に問題がない人だけが受講できるものですから、初心者が間違って参加する事はできません。そこでテクニカルダイビングならではの知識や技術を習得し、自らのものにできればダイバーとしての能力が格段に向上します。講習を終えると認定を得られるのですが、認定は深さによって種類があります。PADIテック40であれば水深40mまで、PADIテック45であれば水深45mという区別になっています。潜る深さによって使う機材も変わってきますから、その扱いをしっかりと習得しなければいけません。講習を受けられるのが、下位の認定資格を持っている人、あるいはそれと同等の能力を持つ人だけです。一足飛びに難易度の高いテクニカルダイビングはできないようになっています。

講習をやっているダイビングスクールを探すならば、経験豊富なテクニカルダイビングインストラクターがいるところを選びましょう。いろいろなことを学べるだけでなく、トラブルが起きた時にすぐ対応してもらえるので助かる確率が高いです。

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